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みんなで食べると「おいしいね」 ―茅ヶ崎市幸町で子ども食堂開催中!

記事公開日:2019/09/06

この記事のテーマ:ニュース・取材日記・湘南風景


子どもが地域の中で見守られ、安心して、安価に食事できる場所を提供する社会的な取り組み「子ども食堂」。
今や7人に1人と言われている貧困状態にある子どもたちへの食事提供や、一人親世帯の負担軽減、地域のコミュニティの場といった様々な機能を持つ場として全国で広がりを見せつつある同活動が、茅ケ崎駅南口でも実施されている。

地元の有志によって運営されている「幸町こども食堂 おいしいね」は6月にスタートし、月1回ペースで既に3回を開催。
発起人である県議会議員・日下(くさか)景子さんは「子どもたちはもちろん、活動の趣旨に賛同していただける方なら広くどなたでも歓迎しています。特に働きながら、介護をしながら、毎日ご飯を作らなければいけない親御さんたちに、1食分の”お休み”で心をホッとさせていただければ」と話す。

取材当日(8月22日・第3回)のメニューは「シャケとワカメのサラダ寿司」「そうめん入りのお吸い物」「カボチャの煮物」「牛乳入りフルーツポンチ」。
献立は子どもが「好きなメニュー」「喜ぶ味」を第一に考えられているとか。デザートも毎回必ず付くという。

子ども食堂前 子ども食堂 賑わう店内

会場は幸町のスナック「LAST50CENT」。
17時のオープン前から待つ人の姿もあり、親子連れ中心に絶えず店内がにぎわっていた。

子ども食堂 メンバーの方々
▲幸町こども食堂 おいしいねの会メンバー。中心でメニューを持つのは代表・岸達男さん

固定メンバーの「幸町こども食堂 おいしいねの会」スタッフ(現在8名)に加え、活動を知って訪れたボランティアスタッフの協力も支えになっている。
同日は高校生のボランティアスタッフ・Hさん(15)が初参加。「活動はネットで知りました。まだバイトが出来る年齢ではないので、何か人のためになることが出来ればと思って参加しました」(Hさん)。
また、メニューに使用される食材も、地元の農園や市民団体、フードバンクからの寄付が活かされているという。
こうした支えあいの輪が広がることも、同食堂がもたらす効果かもしれない。

次回・第4回の開催は9月12日(木)。(第5回以降は下記参照)
開催のお知らせなどはFacebookにて随時更新中。

◆幸町こども食堂「おいしいね」今後の予定

開催日 第4回:9月12日(木)
第5回:10月17日(木)
第6回:11月21日(木)
時間 17時~19時
会場 「LAST50CENT」(さいごの50セント)
茅ヶ崎市幸町24-6
料金 ★参加費★お安くなりました!
こども(3~18歳) 100円
大人(19歳以上) 300円
3歳未満無料
アクセス 茅ケ崎駅南口徒歩3分

お問合せ TEL0467-88-4132 LAST50CENT(会場のお店、当日のお問合せのみ)
Email:ksax1126@i.softbank.jp 日下景子(くさか けいこ)さん
チラシ
(タップで拡大)
こども食堂 チラシ
Facebook 幸町こども食堂「おいしいね」
備考 ご来店の予約は不要です

※ボランティアスタッフ随時募集中! Facebookよりお気軽にお問合せください

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