藤沢市の新江ノ島水族館で、今月20日より、今年生まれたアオウミガメの子ガメの展示が始まった。
6月15日未明に、同館のウミガメ展示施設「ウミガメの浜辺」にメスのアオウミガメ(愛称:のんき)が上陸・産卵。8月4日に孵化し、5匹の子ガメが誕生した。このうち摂餌を始めた1匹に、館内2階のペンギンプール前で会うことができる。
アオウミガメの産卵地として、国内では伊豆諸島・小笠原諸島・薩南諸島・奄美諸島・中級列島などが知られているが、自然下においてアオウミガメが本州沿岸で産卵することはまず無いという。
同館では2013年にウミガメプールに併設された砂浜でアオウミガメの飼育下繁殖に初めて成功し、今回は2例目。2014年に「ウミガメの浜辺」としてリニューアルした砂浜での繁殖は初となる。東日本でウミガメの飼育下繁殖に成功しているのは同館のみ。
施設名 | 新江ノ島水族館 |
開催期間 | 2018年8月20日(月)~ |
営業時間 | 8月=9時~20時 9月=9時~19時(9/9は17時迄) |
所在地 | 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1 【MAP】 |
アクセス | 小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」 徒歩3分 |
料金 | 大人2,400円 高校生1,500円 小・中学生1,000円 幼児600円(3歳未満無料) |
関連サイト | http://www.enosui.com/ |