湘南、茅ヶ崎、辻堂、藤沢…
そう聞くと、「海」と連想する方が多いのではないでしょうか。
穏やかな日も、荒れている日もあり、
日々刻々と違う表情を見せる海に心を癒されることも度々。
直接足を運ばなくても、海の方向はあっちだから…とか、
風向きによっては潮の匂いが漂ってきたりと、
湘南地域に暮らす者にとって、そんな身近な存在の海。
とことこ湘南の編集部では、FacebookなどのSNSで公開するために
午前中に海岸に足を運ぶことがあります。
ある朝、気がついたのですが、汐見台小前付近の水路を境に、
平塚側と江の島側では落ちているゴミや漂着物の数が違いました。
日によって、潮の流れや風向きによってゴミが多いな、とか
今日はスッキリしているな、くらいにしか思っていなかったのですが、
その日は、ある方がお一人でゴミを拾っているということが分かりました。
別に誰に頼まれてやっている訳ではない。
何もやらないより、身体を動かして健康のためになればいい。
そして、ここに来る子どもたちが、少しでも安全に遊んでくれればいい。
そうおっしゃいました。
写真NG。
お名前もお伺い出来ず。
ちょっとした立ち話です。
こうして記事にするかどうかも迷いましたが、
どなたかの心に届いたらと思い、書いています。
ゴミを捨てなければ、拾うこともない。
自分の荷物から出たゴミくらいは持ち帰る…。
小学校で、幼稚園で、保育園で、ご家庭で、
「ゴミはゴミ箱に捨てる」
「出したモノは元の場所に戻す」
耳が痛くなるくらい散々言われてきたことを、
今一度思い出したいと思います。
梅雨の長雨の季節が明けたら、海が一番賑わう季節がやってきます。
いつまでも楽しく海遊びが出来る湘南の浜辺でありますように。
(み)
※過去のFacebook写真より引用しました。
※落ちているゴミを拾う際は十分にお気をつけてください。