▲紙芝居を上演する古知屋さん
茅ヶ崎市在住の版画家、古知屋恵子さんの作品展が同市中海岸のギャラリー街路樹で開催中だ。毎年この時期に開催され、今年で21回目を迎える。
何気ない日常の幸せを切り取った、じんわりと温まる作品が特徴の古知屋さん。近年は、色刷木版画や水彩画を多く手がけ、少女や恋人同士、夫婦などを題材に、瑞々しい色彩の作品を発表している。同展でも両作品合わせて20点を展示する。
今回の個展では、古知屋さんが展示期間中毎日在廊し、12時、14時、16時からそれぞれ30分間、自身による紙芝居の上演を行う。油絵で制作された紙芝居で、「ベルダのしごと」「大人って」「ふたりのカノン」の3作品。これらは、戦争と平和、豊かさなど、人々の価値観に一石を投じる作品群で、これまでも、「戦争かるた」や「原発かるた」などを制作してきた。
また、毎年大人気のカレンダー(2017年版)やポストカードも販売中。開催期間は11月27日(日)まで。
【古知屋恵子展】
●日時 2016年11月19日(土)~11/27(日)11時~18時
●会場 ギャラリー街路樹(茅ケ崎駅南口徒歩13分)地図
●内容 水彩画と色刷木版画を中心に20点
毎日12時/14時/16時~各30分間、作家による紙芝居上演
2017年カレンダー、ポストカードの販売もあり
●問合 TEL0467-58-1231ギャラリー街路樹
(更新日:2016.11.22)