もう少し踏み込んだ説明をすると…
テルミー療法では、約120℃~40℃の熱を使ってリズム的に皮膚に刺激を与えていきます。まず、40℃以上の温度で温感覚器が興奮し、45℃以上の温度になると冷感覚器が興奮します。更に、70℃以上の温度で皮膚を刺激すると、脳の回路が開きます。脳は刺激によって温めるか冷やすかを判断し、適材適所に指令を送ります。
施術者は、患者さんの状態や症状をよく診て、どこにどの程度の熱を入れていくかを判断し、柱火の大きさを決めていくわけです。テルミーの熱は、線で入っていって体の深部まで届くと言われています。
ちなみに、テルミーの施術では「熱い」と感じさせることもなければ、皮膚を傷つけることもありません。